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林修今でしょ講座 葛根湯など漢方薬ランキングと医師の勧めるベスト3

健康

1月8日TV朝日で放送された「林修の今でしょ講座」にて西洋医師が医療の現場で実際使っている冬の症状におすすめの漢方薬が紹介されました。

また漢方薬を県を挙げて推進している奈良県の健康長寿100人の利用者に人気の漢方薬のランキングも発表されました*

西洋医師100人が選ぶ漢方ベスト3↓ ↓ ↓

各漢方薬の説明に関しては
千葉大学医学部付属病院和漢診療科長
並木隆雄先生によるものです。

1位 葛根湯

身体を温めるスペシャリスト
風邪に効くというイメージが強いが
肩こり・頭痛・虫歯・目のかゆみ等の
首から上の痛みに効果的

番組では葛根湯を飲んだ時の
サーモグラフィーで
・葛根湯を飲む前
・30分後
・2時間後

で、首の温度が上がっていく様子を
表していました。

「首の周りの温度を上げることで
体全体の体温調節に影響させる
というメカニズムがある」
ということでした。

2位 大建中湯

お腹の冷えからくる腹痛、便秘に効果あり
腸の動きをととのえるので冷えによる
下痢にも効果的
血行促進作用で体を温める。
腸の動きがよくなり痛みが改善する手術後の腸閉塞予防として
殆どすべての大学病院で術後の患者に対し
内服させている。
手術をして開腹することによる
冷えに対しお腹を温める効果

 

3位 芍薬甘草湯

漢方の中で痛み止めNO,1
冬は寒さによって筋肉の動きが悪くなる
それによる腰痛・こむら返り(足がつる)等
に効果あり。
内臓の筋肉にも効き目があるため
胃痛・腹痛にも効果あり。

 

奈良県の健康長寿利用者のランキング↓ ↓ ↓

1位 葛根湯(かっこんとう)

2位 芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)

3位 麻黄湯(まおうとう)

かぜのひきはじめ。
鼻風邪・鼻づまり・気管支炎・
さむけがして発熱,頭痛があり咳が出て
身体のふしぶしが痛い方に

4位 当帰芍薬散(とういしゃくやくさん)

冷え性・貧血・疲労感・下腹部痛・生理痛等の方に

5位 防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)

便秘がちで,腹部に皮下脂肪が多い方の肥満症,
肥満に伴う便秘などの方に

6位 麦門冬湯(ばくもんどうとう)

たんが切れが悪い,強い咳き込み
咽頭の乾燥感がある気管支炎等の方に

7位 六君子湯(りっくんしとう)

胃弱体質で食欲がない・疲れ易い
貧血性で手足が冷えやすい方の胃炎・胃痛の方に

8位 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

元気がなく、胃腸のはたらきが衰えて
疲れやすい方の疲労倦怠、
食欲不振、ねあせ、感冒などの方に

9位 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

胃腸が弱く,気分がふさいで,
咽喉・食道部に異物感がある
動悸,めまい,嘔気などを伴う
不安神経症などの方に

10位 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

顔がのぼせて足が冷える生理痛などの方に

*奈良県は「漢方のメッカ推進プロジェクト」
として漢方や生薬製剤について
奈良時代にまで遡る文化的・歴史的厚みや、
地場産業として配置薬業が発展してきた特徴があります。
原料となる薬用作物の生産、漢方関連品の製造販売、
新たな商品・サービス等
漢方や生薬製剤の産業活性化を推進しています。

漢方薬・ここが知りたい!

◆漢方薬とは?

◇294種類の生薬を配合させた薬
生薬とは・植物由来・動物由来
・鉱物由来・菌類由来の
天然産物を含む

◆漢方薬の副作用はないの?

◇漢方薬にも副作用はある。
また、アレルギーを持っている人は
反応を起こすことがある。

◆漢方薬を飲むタイミングは?

◇食前に飲む。
漢方薬は「食べ物」のくくりなので
食後であると食べ合わせで影響が出る可能性がある。
また、空腹時の方が吸収がよい。

◆ドラッグストアー等で

葛根湯がいくつかのメーカーの
取り扱いがあるが、
全て同じと考えてよいのか?

◇日本国内で薬局で売っている葛根湯やその他の漢方薬は
構成成分は同じだがグラム数が違う場合がある。
また、薬局で購入できる薬は病院で処方される薬の
半量程度であることが多いが
葛根湯のように副作用が少ない漢方薬は
病院で処方されるものと同量のものもある。

最後に・・・

今回ご紹介した漢方薬は第2類医薬品です。

第2類医薬品とは

・パッケージに第2類医薬品であることの
記載が義務付けられています。

・第2類医薬品とは薬効も副作用のリスクも
中程度の一般用医薬品
例えば鎮痛薬の「バファリンA」
抗アレルギー薬の「アレグラFX」等があります。

・薬剤師と登録販売者が販売でき
通信販売が可能です。

医薬品は使用上の注意をよく読み
用法・用量を守って正しくお使い下さい。

心配なことや、質問がある場合は
薬局の店頭・通信販売店・メーカーなどに
お問合せください。

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